高速バスの注意点

旅行者28

近年、高速バスは急速に普及してきて鉄道のライバルになってきています。高速バスが10年くらいの間に急速に普及してきた理由は、規制緩和でバス会社を簡単に設立できるようになってきたからです。従来は設立にはさまざまな厳しい規則があり、資金力がない会社などはバス会社を設立するのが難しい時代でした。

このため新しくバス会社を設立するといっても、電鉄会社が子会社として設立するというのが一般的でした。しかし規制緩和の恩恵で中小企業でもバス会社を設立できるようになりました。しかしこうしたバス会社が運行していたのは高速バスではなく、募集型企画旅行型の高速ツアーバスといわれるものでした。

高速バスは路線バスと同じでバス停が必要だったり、お客さんがいなくても運行する必要があるなど、様々なルールを守る必要があります。しかし高速ツアーバスはたくさんのお客さんをツアー会社が集めてくるシステムですので、根本的に仕組みが違いました。

この高速ツアーバスは大変運賃が安いという特徴がありますが、路線バスとは異なるものであったため安全性について問題になることもありました。こうした理由で国土交通省は規制強化に乗り出し、高速ツアーバスはなくなりすべて高速バスに統一されました。

つまり今運行されている高速バスはすべて路線バスで、様々なルールを守りながら運行されていますので安全です。予約も簡単に出来たりしますし、キャンセルも簡単にできとても便利に利用できます。

⇒キャンセルできる?

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